言語分野は、知っているか知らないかで決まる、と思われがちです。
実際には、知らない言葉でも解ける問題がかなりあります。
例文の中での役割を見ます
「彼の説明は要領を得ない」の「要領を得ない」に最も近いものはどれですか。
仮に意味を知らなくても、文から絞れます。「説明」について言っているので、説明の良し悪しに関する言葉です。そして「〜ない」なので、否定的な評価です。
この時点で、肯定的な選択肢はすべて消せます。残るのは「要点がはっきりしない」のような候補だけです。
熟語は、漢字を分解します
意味のわからない熟語が出たら、1字ずつに分けます。
| 熟語 | 分解 | 推測できる意味 |
|---|---|---|
| 遵守 | 遵(したがう)+守(まもる) | 決まりにしたがって守る |
| 払拭 | 払(はらう)+拭(ぬぐう) | きれいに取り除く |
| 寡黙 | 寡(すくない)+黙(だまる) | 口数が少ない |
漢字は意味を持った部品です。知らない熟語でも、半分は読み取れます。
二語の関係は、文にしてみます
「医師:病院」と同じ関係はどれですか。
この種の問題は、2語を使って短い文を作ると決まります。
医師は病院で働く。
この文に選択肢を当てはめて、自然に成り立つものを選びます。「教師:学校」なら「教師は学校で働く」で成り立ちます。「鉛筆:文房具」は「鉛筆は文房具で働く」となり、成り立ちません。
関係の種類(働く場所/含む・含まれる/道具と目的)を言葉にすると、迷いが減ります。
まとめ
- 知らない言葉でも、文中の役割から絞れる
- 熟語は1字ずつ分解する
- 二語の関係は、短い文にして確かめる
